あなたは他人からの「何で結婚しないの?」の質問攻撃に、疲れていませんか?
とくに世間で言われる“結婚適齢期”の年齢にいる女性や、交際期間が長い彼氏がいると、家族のみならず、仲のいい友達、会社の同僚、親せきなどから容赦なく聞かれることも。
そんな質問されても、困ってしまいますよね。
聞かれるたびに、自分の考えを伝えたり、状況を説明するのは面倒なものです。
実はこの手の質問には、真面目に答えなくていいんですよ。
今回の記事では、「何で結婚しないの?」の質問には真面目に答えなくていい理由や、会話の切り返し方、そして、結婚についてもう聞かれなくなる対処法までご紹介しています。
冗談を言うのが苦手なタイプの方でも大丈夫。
結婚についての質問にうんざりしている女性は必見ですよ!
「何で結婚しないの?」の質問には真面目に答えなくていい理由
結婚をしない理由は、さまざまあります。
仕事が楽しくてそれどころじゃなかったり、結婚したくてもいい人に巡り合っていなかったり、交際している彼氏に結婚願望がなかったり。結婚に興味がない人もいますよね。
結婚しない事情は人それぞれですが、そもそも「何で結婚しないの?」の質問に、真面目に答える必要はまったくありません。
まずはその理由についてご説明しますね。
無神経で失礼な質問だから
「何で結婚しないの?」は、とても失礼なデリカシーのない質問です。
「なんで痩せないの?」と聞いてくるのと同じくらい失礼な質問になります。
あなたなら、こんな無神経なことを聞いたりしませんよね。
無神経で失礼な質問に、真剣に答える義務などありません。
このような質問をすることは、あなたの感情を乱したり、プライバシーを侵害する可能性もありますので、答える必要はないのです。
答えたあともデリカシーのないことを言われるから
「何で結婚しないの?」と質問してくる人は、これがデリカシーにかけた失礼な質問であるとは思っていません。
デリカシーのない質問をしてくる人に、あなたが結婚しない理由を真面目に答えてしまったら、このあともデリカシーのないことを次々と言われてしまいます。
たとえば、
- 「仕事が忙しくて、、、」と答えれば、
と言われたり。
- 「一人でも十分楽しいんで」と答えれば、
と言われたり。
- 「結婚はしたいけど、いい人に巡り合えなくて、、、」と答えれば、
「服装に問題があるんじゃない?もっと女性っぽい格好をしてみたら?」
「理想が高すぎるんじゃない?現実を見た方がいいよ!」
と言われたり。
あなたのプライベートにずかずかと踏み込んでは、無神経なことを平気で言われてしまうでしょう。
中には、あなたのことを心配する人や、まったく悪気がなかったり、あなたに興味があり好奇心から聞いてくる人もいるかと思います。
そうであったとしても、この質問がデリカシーのないことだと理解していない人に対しては、真剣に答える必要はないのです。
デリカシーのない質問をしてくる人からは、自分を守ることが大切ですよ。
詮索が始まるから
とくに、仲のいい友人など、親しい間柄の人には、自分の気持ちを分かってもらえたら嬉しいですよね。
しかし、「何で結婚しないの?」と聞いてくる相手は、“結婚して当然”という価値観を持っていることがほとんどです。
そんな相手に、結婚するつもりがないことや、結婚したくない気持ちを伝えても、理解してくれない可能性が高いです。
「何か嫌なことでもあったの?」「何か男性にトラウマでもあるの?」など、詮索が始まってしまうこともあります。
あなたの過去を聞き出そうとしたり、プライバシーにかかわることをずかずかと聞いてきますから、質問には真剣に答える必要はありません。
答えたあとに「価値観の押し付け」が始まるから
“結婚するのは当たり前”“結婚するのが当然”など、こういった考え方がベースにあります。
そんな人に、「一人で自由に暮らすのが好きだから」など、自分の価値観を伝えても分かり合えません。
逆に相手の価値観を押し付けされてしまいます。
たとえば、
- 「結婚しなくても今が幸せなんで」と答えれば、
と言われたり。
- 「仕事が楽しいんで」と答えれば、
と言われたり。
これらのタイプの特徴は、「自分が納得する答えでないと、気が済まない」ということです。
納得できる説明を要求するので、質問攻撃が続いたり、価値観の押し付けをしてきます。
しかし相手は、“結婚するのは当たり前”という価値観を持っていますから、どんなことを伝えても納得はしません。
面倒なことになってしまうので、「何で結婚しないの?」の質問に真剣に答える必要はないのです。
「なんで結婚しないの?」という人へのNGな対応
もう結婚については聞かれたくないですよね。
しかし、質問のかわし方を間違えると、求めてもいないアドバイスをされたり、嫌味を言われる、マウントされてしまうこともあります。
そうならないためにも、「何で結婚しないの?」と質問してきた相手へのNGな対応をお伝えします。
「何で結婚しなきゃいけないの?」と反論する
相手は“結婚するのは当たり前”という価値観を持っている人です。
そんな人に向かって「何で結婚しなきゃいけないの?」と聞き返しても意味がありません。
「大人になったら結婚するのが当たり前でしょ」
など、説得力のない言葉が返ってくるだけだからです。
彼ら、彼女らは、自分の考えが正解だと思っています。
説教や、求めてもいないアドバイスをされてモヤモヤすることになりますので、反論しても自分が疲れてしまうだけです。
「デリカシーのない質問ですよ」と注意する
相手に直接注意をしても、あまり意味がありません。
「ただの普通の会話でしょ!」
「結婚の話のどこがデリカシーがないっていうの!」
このように返されてしまうことがあるからです。
そもそも「何で結婚しないの?」と聞いてくる人は、その質問がデリカシーのないことだとは思っていません。
たとえ「ごめんね」と謝ってきたとしても、心の中では「そんなことで怒らなくてもいいのに」と思っている場合も。
注意してもほとんど効果がないどころか、攻撃されてしまうことだってあるので気を付けましょう。
「誰かいい人がいたら紹介してください」と頼む
会話の流れに合わせたり、ちょっと冗談交じりで「誰かいい人がいたら紹介してください」と言った言葉が、あとで面倒なことに巻き込まれてしまう可能性があります。
「どんな人がタイプなの?」「どういう人を求めているの?」と根掘り葉掘り聞かれたり、おせっかいな人なら、紹介のセッティングを勝手に進めては、「いつ会う?」「いつ時間ある?」と強引に会わせようとしてくることも。
仮に断れずに紹介相手に会ったとしても、「どうだった?」「上手くいった?」など、そのあとも色々と聞かれて詮索してくるでしょう。
その場の雰囲気に合わせて言っただけだとしても、後々大変なことになりかねませんから言わない方が賢明です。
「何で結婚しないの?」の質問をされなくなる会話の切り返し方
結婚に対する考え方や、人生設計、結婚したくても出来ない事情は人それぞれであり、他人からの詮索や質問に応じる必要はありません。
しかしながら、このような質問に対処する方法や、聞かれなくなる対策を知っておくことは、自分自身を守るために重要です。
これ以上、あなたが嫌な思いをしたいためにも、「何で結婚しないの?」の質問をされなくなる会話の切り返し方をご紹介します。
ステップ1.質問で返す
「何で結婚しないの?」と聞かれたら、質問返しをします。
- 「○○さんは何で結婚したのですか?」
- 「結婚しようと決めたきっかけは何かありましたか?」
- 「どうして今の旦那さんと結婚しようと思ったのですか?」
- 「結婚してよかった点はありますか?」
- 「結婚して今幸せですか?」
このように質問で返します。
相手が独身なら、「○○さんは、結婚はどうなの?」という感じで質問します。
結婚について質問されたら自分の意見などは話さずに、相手に結婚についての質問を返しましょう。
ステップ2.効果的に釘を刺す
質問で返して相手が結婚について話し終わったら、効果的に釘を刺します。
と伝えましょう。
ポイントは、「結婚が決まりましたら、私から報告します」ということを必ず伝えることです。
このように言うことで、結婚の話を終わらすことができます。
また、「私から話すまでは、もう結婚については聞かないでね」というメッセージを込めて伝えることができます。
効果的に釘を刺せるので、今後、結婚についての質問をしづらい状況をつくることができます。
ステップ3.ガラッと話題を変える
効果的に釘をさしたら、すかさずガラッと話題を変えます。
- 「そういえばこの前、○○に行ってきたんだけど、、、」
- 「ところで、○○のことなんだけど、、、」
という感じで、結婚とはまったく関係のない話をして話題を変えましょう。
釘を刺した後に、次の話題に自然と入ることができれば、結婚について聞き返される確率もグッと減ります。
それでも「何で結婚しないの?」の質問攻撃が終わらないときの対処法
ご紹介した方法をやってみても、それでもしつこく聞いてくる強者がいるかもしれません。
そんな人には、「さっきも言ったけど」「この前も話したけど」と伝えて、質問をかわしましょう。
- 「さっきも言ったけど、結婚が決まったら私から報告するね」
- 「この前も話したけど、結婚が決まったら私から報告するね」
このように伝えることで、その人からの結婚についての質問をやめさせることができます。
自分が嫌な気持ちにならないためにも「この人に結婚については話さない」という姿勢を徹底しましょう。
まとめ:大人な対応を身につけて自分を守ろう!
みんなと同じような選択をしない生き方や、したくてもみんなと同じような選択をまだできていない時は、色々な面で疲れたり、面倒なこともあるかと思います。
そんなときは、大人な対応を身につければ、自分を守ることができます。
今回ご紹介した対策は、「何で結婚しないの?」の質問攻撃を、効果的にかわすことができる方法です。
真面目に答えても、自分が嫌な気持ちになるだけ。
人の価値観に振り回されず、これからも自分の人生に誇りを持ち、自分らしく楽しんでくださいね。応援しています!