- さっきまで普通に会話していたのに、突然相手が不機嫌になってしまった
- 楽しく会話をしていたのに、急に微妙な雰囲気になってしまった
- いい感じで会話ができていたと思ったのに、なぜか相手から避けられるようになってしまった
あなたには、こんな経験はありませんか?
実はそれ、その人の「触れてはいけない話題」について、会話をしていた可能性が高いです。
会話やコミュニケーションは、相手といい関係を築いていくうえでとても重要な要素です。
ですが、何気なく言ったひと言が、相手の地雷を踏んでしまうことも。
こちら側にまったく悪気はなくても、相手を不快にさせてしまっては、相手から距離を置かれてしまうこともあります。
そこで今回の記事では、相手の「触れてはいけない話題」の見つけ方についてご紹介します。
これを知っていれば、うっかり相手の地雷を踏んで、知らぬ間に嫌われていた、なんてことが起こらなくなります。
会話にも自信が持てますし、いい人間関係を築いていく秘訣ですから、ぜひ参考にしてみてくださいね。
簡単!相手の「触れてはいけない話題」の見つけ方
自分でも気付かずに、相手の地雷を踏んでしまい、不快にさせてしまった。
こんな事態を避けるには、どのようにして相手の「触れてはいけない話題」を見つけるかが重要です。
実は、触れてはいけない話題をしてしまったとき、相手は「これ以上触れないで」というサインを送っています。
これ以上触れないでサインは、3つあります。
- 相手からの返答が遅い
- 話をはぐらかされる
- 曖昧表現をされる
一つずつ解説しますね。
相手からの返答が遅い
あなた:「そういえば、この前の試験、どうだった?」
相手:「う~ん、、、」
「う~ん、、、」「えっと~、、、」「そうね~、、、」など、相手からの返答が遅い場合は、その話題にはそれ以上踏み込まない方がいいです。
「この話は触れてほしくない」と思っている可能性大だからです。
別な話題に変えましょう。
逆に、すぐに返答があった場合は特に問題はありません。
もっと突っ込んで話を聞いても大丈夫です。
話をはぐらかされる
あなた:「○○ちゃんは彼氏と付き合って長いよね。結婚とかしないの?」
相手:「どうだろうね~、、、」
「なんだったかな~」「そんなことあったかな~」「どうだったかな~」など、痛いところを突かれたり、言いたくないことを聞かれたときは、このように会話をはぐらかします。
また、別な話題に話をそらしたり、誤魔化すようなときも、相手の触れてはいけない話題です。
相手がこのようは反応のときは、突っ込んでその話をしたり、これ以上会話を膨らませないようにしましょう。
曖昧な表現をされる
あなた:「○○さんのご主人は、何のお仕事をしているの?」
相手:「夫は、会社員をしているよ」
相手が曖昧な表現をしてくるときも、注意が必要です。
会社員といっても、弁護士や銀行員、保険の営業、工場勤務など、色々な職業がありますよね。
それなのに、「会社員」と答えるのは、それについては言いたくない理由があるからです。
曖昧な表現をしてくるときは、相手の触れてはいけない話題の可能性大です。
「会社員て、具体的には?」など、これ以上無理やり聞き出そうとしないようにしましょう。
マズい!触れてはいけない話題をしてしまったときの対処法
「これは、触れてはいけない話題だったかな」と思ったら、やるべきことは一つです。
それは、話題をガラッと変えることです。
そのときのポイントは、急に思い出したかのように話をするといいです。
- 「あっ、そういえばこの前、、、」
- 「あっ、この前○○さんに会ったんだけどね、、、」
などのよう話題を変えるといいです。
どこか気まずい空気感を一瞬で変えることができますし、相手にも変な気をつかわせずに済みます。
絶対にやってはいけないNGは、「もしかして、言いたくなかった?」「あれ、聞いちゃまずかった?」などと聞くことです。
デリカシーに欠けますし、触れて欲しくないということは、そういうことも言いたくもないし、聞かれたくもないということです。
「触れてはいけない話題をしてしまったときは、話題をガラッと変える」
これ一択なことを肝に銘じておきましょう。
触れてはいけない話題をしないための心得
相手の触れてはいけない話題をしないためには、「自分が大丈夫だから、相手も大丈夫だろう」と決めつけて会話をしないことです。
そうすることで、相手に不快な気持ちにさせたり、嫌われてしまうなど、人間関係のトラブルを防ぐことができます。
中には、自分の体重を平気で言える人もいますが、絶対に言いたくない人もいます。
自分が住んでいる家賃を言える人も得れば、知られたくない人もいます。
自分にとっての当たり前が、相手にとっては当たり前でないことはたくさんあります。
それを理解せずに、「教えてよ~」と言ったり、「もったいぶらずに話してよ~」と詰め寄れば、相手は不快に思います。
相手へのリスペクトを忘れずに、世の中には色々な人がいると心得ることで、触れてはいけない話題をすることなくいい人間関係を築くことができます。
自分の常識が、他人の非常識なこともあるってことだね。
触れてはいけない話題をしてしまった相手といい関係を築くには?
触れてはいけない話題は、人の数だけ存在します。
だからといって、いつもお天気の話や、当たり障りのない話ばかりしていたらいい関係は築けません。
その人に興味を持ったりや仲良くなりたいと思っている相手のことを知りたいと思う気持ちは自然のことです。
そして深い話をするからこそ、相手といい関係を築くことができます。
しかし、相手を理解しようとしたばかりに、触れてはいけない話題をしてしまうこともあるかと思います。
触れてはいけない話題をしてしまった相手といい関係を築いていく方法を2つご紹介します。
その話題には自分からは触れない
相手が嫌がる話題は避けることで、相手に対する配慮と思いやりを示すことができます。
相手が特定の話題について不快な思いを抱いている場合、その話をしなければ、相手の気持ちを傷つけることなく関係を築くことができます。
また、相手はあなたとの会話に緊張やストレスを感じなくなるので、あなたと安心して一緒に過ごすことができます。
相手の感情や意見を尊重することは、いい人間関係を築いていくうえで大事な要素です。
相手の触れてはいけない話題を覚えておいて、自分からはその話題をしないようにしましょう。
相手が楽しく話せる話題について話す
相手が興味のある話題や、相手との共通の楽しみ、趣味の話題をするようにしましょう。
普段、あまり自分のことを話さないような相手でも、自分の好きな分野の話題になるとイキイキとしゃべり出したり、饒舌になる人は多いです。
一緒に笑ったり、喜びを共有することで、あなたと過ごす時間がとても充実したものになります。
また、相手はリラックスした状態になり、あなたとの心地よいコミュニケーションを楽しむことができます。
より深い絆や共感が生まれ、良好な人間関係を築くことができますので、相手が楽しく話せる話題を見つけて話すようにしましょう。
まとめ:相手からのサインを見逃さなければ触れてはいけない話題を避けられる!
相手の触れてはいけない話題をしたときは、たとえ相手があからさまな不機嫌な態度を取らなくても、相手の顔色や、表情、声のトーン、その場の空気感が必ず変わります。
大切なことは、相手からのサインを見逃さないことです。
少し意識するだけでも、相手の地雷を踏むことは避けられます。
今回ご紹介した方法を意識して、すてきな関係を築いてくださいね。