「言わなきゃよかった、、、」と、あのとき言ってしまった言葉に後悔。
あなたにはこんな経験はありませんか?
「どう思ったかな?」「嫌な気分になっていないかな?」と、あとになっても言ったことを引きずってしまいますよね。
失言は、相手だけではなく、自分自身にも大きなダメージを与えてしまいます。
そこで今回の記事では、「言わなきゃよかった」と失言してしまう人の特徴や、失言を防ぐ方法などをご紹介します。
失言を減らせれば、いい人間関係も築けますし、自分を責めてツラい思いをすることもなくなりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「言わなきゃよかった」と失言する人の4つの特徴
口から出てしまった余計なひと言に、あとになってひどく後悔。
「言わなきゃよかった」と失言してしまう人には4つの特徴があります。
- 「自分の評価を下げてしまう」ことに気付いていない
- 「一度口から出した言葉は二度と取り消せない」ことを理解していない
- 「言っていいことと悪いことの違い」をわきまえていない
- 相手の立場になって考えられない
一つずつ解説しますね。
「自分の評価を下げてしまう」ことに気付いていない
失言してしまう人は、自分の言った言葉で「自分の評価を下げてしまうことがある」ということに気付いていないことがあります。
自分が発した言葉で、相手からの評価を下げてしまうことがあることを分かっていれば、冷静さを保ちながら会話をすることができます。
しかし、このことをよく理解できていない人は、しばしば衝動的に発言をしてしまうことがあります。
そして、あとになって「言わなきゃよかった」と後悔してしまうのです。
「一度口から出した言葉は二度と取り消せない」ことを理解していない
一度、自分の口から出た言葉は、二度と取り消すことはできません。
ですから、失言をしない人は、言う価値があると確信を持てないことは言ったりしません。
しかし、失言をしてしまう人は、思ったままを口走ってしまいます。
あとになって「あのときはごめんね」と謝っても、あなたがそれを言った事実を無くすことはできません。
誰かの心の中に入った言葉を取り戻すことはできないのです。
「言っていいことと悪いことの違い」をわきまえていない
失言してしまう人は、言っていいことと悪いことの違いをわきまえていないことも特徴です。
失言しない人は、たとえ感情的になったとしても、落ち着いて言葉を選びます。
反対に、「言わなきゃよかった」と後悔する人は、言葉を選ぶ前に、感情のままに言葉が出てしまうことで、思わぬ失言をしてしまいます。
たとえ悪気がなかったとしても、言葉は使い方によっては、ときに相手を傷つけてしまいます。
どんな相手でも言葉は慎重に使わなければなりません。
相手の立場になって考えられない
失言してしまう人は、相手の感情や状況をよく考えずに言葉を発してしまいます。
久しぶりに会った友人に、「あれ、なんか老けたね」などと言ってしまうのです。
しかし、失言しない人というのは、思ったことをそのまま言うことはしません。
それを言った後に、相手がどう思うかを考えることができるからです。
また、「何かツラいことがあったのかもしれない」と相手の状況を考えたり、思いやりや配慮のある言葉をかけることができます。
相手への理解がかけていたり、相手の立場になって考えられないと、適切な言葉を選ぶことができずに、失言してしまいます。
「言わなきゃよかった」と失言したときのNGな対応
「言わなきゃよかった」と失言したときに、言い訳するのはNGです。
相手に余計に嫌な思いをさせたり、神経を逆撫でてしまうことがあるからです。
「本当はそんなこと思っていなかったの、、、」
「あれは冗談で、、、」
など、言ったことをなかったことにしようとしたり、弁解しても、一度口から出した言葉を取り消すことはできません。
言い訳をしたくなるのは、自分を守りたいだけです。
しかし、嫌な思いをしているのは相手の方です。
相手を傷つけたり、失言したときは、ただ素直に謝りましょう。
「言わなきゃよかった」と後悔したときの気持ちの切り替え方
「あんなこと言わなきゃよかった」と、引きずってしまうことがあると思います。
あのときの会話を思い出すと、苦しくなったり、心がしめつけられてしまいますよね。
- 相手がどう思っているか?
- どう感じているか?
- 傷ついているか?
- まだ気にしているか?
- もう忘れているか?
色々と気になってしまうもの。
しかし、いくら考えても、相手のことは相手にしか分かりません。
そして、あなたがどう考えたとしても、相手のことはコントロールすることはできません。
大事なことは、この経験からしっかりと学ぶことです。
「今度、同じ場面になったときは、こう伝えよう」
「次からは、こんな風に言おう」
反省するところはしっかりと反省をして、いい人間関係を築くための改善点が見つかったと考えることです。
そうすることで、この出来事がポジティブなものに変わり、気持ちも前向きに切り替えることができます。
この失敗を、自分を変えるきっかけにすればいいんだね。
「言わなきゃよかった」と失言を防ぐ方法
相手の立場になって考えるクセをつけて、言葉を慎重に扱うように意識することで、「言わなきゃよかった」と失言を防ぐことができます。
思わず口から言いそうになるときは、「これは言う価値のある言葉なのか?」「伝え方はこれがベストか?」といったん自問しましょう。
この意識をすることで、余計なひと言は減っていきます。
悪気がなかったとしても、言葉の重みを知らないと、つい口走ってしまったことが失言につながります。
失言は、自分の評価を下げてしまったり、相手を傷つけてしまったりと、お互いにとって何もいいことはありません。
しっかりと対策をして、言わないように注意していきましょう。
まとめ:言葉を味方につければより良い人生を送れる!
言わなくてもいい言葉で、人生や人間関係が大きく変わってしまうことがあります。
言葉というのは、それだけ重みのあるものだからです。
ということは、言葉ひとつで、自分の人生や、人間関係を良好にすることもできるということ。
「余計なひと言」ではなく「大切なひと言」が言える人になれば、自分自身のことも好きでいられます。
今回お伝えしたことを、日常生活の中で意識的に取り組んでみてくださいね。
今後、「言わなきゃよかった」と後悔することもなくなりますよ。